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FINE FALL DAY

by Kazumichi works

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1.
Open 03:00
陽が沈む前に渡せればよかった 涙を抱えて こぼさずに歩く やる事なす事 見向きもされない 雨の夜の音 騒がしくて静かで 他人の言葉が まるでバイトのガードマン 見つけた扉なんだ ちょっとどいてくれないか Open! Open! Open the door! Open! Open! Open the door!! 信じてる大切が消されてしまいそうなら 忘れちゃいけないよ 自分がどうしたいのか 何の責任も アドバイスには無い まだ見ぬ未来を 知ってる人だっていない 明日を探すよ 否定と失笑かき分けて 見つけた扉なんだ ちょっとどいてくれないか   Open! Open! Open the door!  Open! Open! Open the door!! 新しい風求めるよ また空に近づくために 何か変えなきゃいけない 変えられてしまうのはゴメンだ   Open! Open! Open the door!  Open! Open! Open the door!!
2.
GOOD LUCK 02:48
約束叶えたい もう他人の君が浮かぶ 「いつかは」って いつも悔しい夜道で 背負い込めるとすれば 今はGuitarの重さと 諦めないのを 後悔しないこと きっと上手くいくって その度に失敗して 自信無くしたら 街も人も大嫌いで Good Luck それでもGoodLuck Good Luck それでもGoodLuck 無関心な優しさで 日々を傍観しながら コソコソと時が過ぎていく 忘れちゃいないけど 色褪せてしまいそう つまんねぇ気分の 核心なんだろ 落ちこぼれのバイト暮らし 目が覚めない真っ昼間 青空の月が白い すり替えられたみたいに Good Luck それでもGoodLuck Good Luck それでもGoodLuck
3.
LOSER 04:27
こらえきれない眠気の中で 泣けなしの情熱の底から 無表情で星見上げる労働者 「ああ、こうやって捨ててしまうのかな」 未来しかないあの頃のように 日々を模索するのは難しいね Oh…Loser Loser Loser 毎日はじけて消えてゆく気がして 希望は綺麗なウソだけなのか 何だったんだ?ガマン積み重ねた がんばり方がわからなくなり 意地を張る道を見失い 正直に生きてきた そんなの役に立たず 無能な手のひらで冷たい壁に触れる Oh…Loser Loser Loser 日の目を見ない壊れかけの自尊心 Guitarも弾かず働いて 歌を忘れて働いて 思ってた通り時間に追われ遠のいていく 待ってくれ 遠のいていく Oh…Loser Loser Loser 毎日はじけて消えてゆく気がして
4.
MORE 03:09
まともに暮らせる奴らには近づかない 恥を忍んでも諦めちゃいない 現実ばかり見てたらつまんねぇ自分を見かけて コイツに教えてやろう 心のくすぐり方を もっともっとMore! もっとDream! もっともっとMore! もっとDream! 日が暮れるまでBlues探れば もっと夢を見なきゃ!って思うのさ 他人のダイヤモンドがかすむ程の 上質なスモーキーライフなら悪くない いつか繋がる日が来るから今を見捨てるな 染みこんんだ誰かの名言を忘れてしまっても もっともっとMore! もっとDream! もっともっとMore! もっとDream! 日が暮れるまでBlues探れば もっと夢を見なきゃ!って思うのさ うつむいてるのは 向き合ってるんだ
5.
降り出した雨の中 噛みしめる唇 君の家から駅までの道 止まらない涙 傘で隠した すれ違う人に見えないように 今さら悔やんでも 気付くのが遅すぎた 思い上がりを詫びることもできない 短いLINEが届いた 「良い恋だったよ」と でも信じることが出来なくて 優しい言葉が 君の傷を 痛めるからもういいよ 愛想つかれたわけも わかってるけど 最後くらい心を見せて欲しかった いつもと同じ おやすみ それだけ さよならなんて 言ってもらえずに いつもと同じ おやすみ それだけ さよならなんて 言ってもらえずに さよならなんて 言ってもらえずに
6.
DOWN VIEW  04:56
やりたくない事は金に変わる  肝心な情熱は一円にもならねぇ 夢ってやつの副作用なのかい?  強く願うし 締め付けられる 明日を探す背中は見放されて  地べたが近く 近くなっていくよ 這いつくばるような暮らしの眼差し  ピントは合ったりボケたり不安定 あるべき姿と現状と こんがらがって歩いてたら 『死んじまえってのかい・・・』何かに答えてる そして down down down・・・down view なんとか働きながら世の中で  どうなりたいのか考えてるとさ 『まともに生きられるだろうか』なんて  終電後 駅の足音に紛れ 遠くのクラクションが浅い眠りに響く  志もろく倒れた視界が閉じる寸前の 吸殻よりも低い眺めをどう思うだろう?  きっと今やらずにいることを悔やむだろう こんな弱さも撮り方次第さ  一眼レフが欲しくなってきた どんな風に見えていても  最高の一枚になるかもしれないな あるべき姿と現状と こんがらがって歩いてたら 『死んじまえってのかい・・・』何かに答えてる そして down down down・・・down view
7.
たら・れば 変えようがないし 希望持って生きるスキル 並の光じゃ探せない 道端に落っことした孤高の言葉 最善の好き勝手 頑張ってるようじゃ まだまだ 夢中になってようやく 運命の風が吹く ノイジーな毎日 高感度のマイクロフォン 心に突き刺した ケーブルを伝って 自由深くに 埋まってる奇跡に届け マイクロフォン チェック ワン・ツー 誰も知らない 可能性をREC 真面目に働くことだけじゃ 真剣に生きてると言いきれない 変わりゆく時代の空気 ちゃんと息ができる呼吸をしよう 今日は今日の最終日 明日は昨日の夢を探す 見つからなくてもいいのさ 思い込みを胸に秘めて ノイジーな毎日 高感度のマイクロフォン ヒマしてる暇なんてない 悩むなら何か歌おう あのとき涙した 「僕なんて価値がない」 マイクロフォン 目の前に溢れてる悔しさ はじまりの音は 初めて買ったマイクロフォン 弱々しい声がする お前もっと元気出せ ペンを片手に 心模様が晴れてゆく マイクロフォン チェック ワン・ツー 笑顔のキッカケは 恥ずかしいREC
8.
いつもの今日も夢を見てる ぼんやりとした名前のまま 他人事の愛とか笑顔とか次々に通りすぎてく ゴミを見るような目に見える こんな風にはなりたくないと 関わりあいのない誰かさん みんな歩くのがやけに速い グッドモーニング 朝だからとりあえず 都合よく使われるだけの 何の価値もないフルタイム 目覚めのコーヒーは薬代わり 仮面の内側の臭い消し やりたい事じゃ稼げない 明日を迎えるための隙間にはまり 上からどんどん落下物 意識飛ばされる現状嫌悪 グッドモーニング 朝だからとりあえず 信用出来るはずもない やるしかないからやるしかない 後付で責任のオマケ 雇われ者のせいならいくらでも 時間だけはセレブと同じくらい 無駄遣いしてる気がするのは 夜になるまで自分がいないから 心がそこにあるはずもない グッドモーニング 朝だからとりあえず グッドモーニング 朝だからとりあえず
9.
変わらないはずがない 薬指に輝く暮らし 10年後の約束 思い出のタイトル わかってる気がした通り ほらね 廃棄物処理場の煙突から 立ち昇る灰色の龍を眺めてる 叶えてくれそうにないけどさ ほんの少しだけ足取りだけ軽く もしもまた出会えたとしたら 何にもない代わりのこの歌を どう思うとかじゃなくてもいいけど 曇り空に君が浮かぶ Cloudy song・・・ 背筋伸ばして堂々歩こう 涙拭え  どっちが大切なの? 二人で過ごすには  現実すぎたね 「ただいま」と「おかえり」が分かり合えず 闇雲に愛して 壊れて  あれからひとり 憧れる日々 どんな空も歌い 夢見上げ もしもまた出会えたとしたら 何にもない代わりのこの歌を どう思うとかじゃなくてもいいけど 曇り空に君が浮かぶ  もしもまたいつか 誰かを愛したら 何にもない代わりのこの歌を どう思うとかじゃなくてもいいけど 曇り空に何を願う Cloudy song・・・
10.
枯葉模様の 風とすれ違う いつもの朝 中央線沿いの道 買ったばかりのブラックブーツ  かかとのリズムで 口ずさむ お気に入りのメロディー 仕方ないことばかり 汗かいてくたびれて がんじがらめのお陰で 暮らしていられる 世間知らずに自惚れ 「冗談じゃない」を 戒めてバランス取り 向かうブリキ工場 焦らず止まらず 大真面目にもがいて いつの日かきっと この無様な憂鬱 笑い飛ばせると信じるのは いつだって出来る On a fine fall day! 雲ひとつない空の下 的外ればかりかもしれないけれど On a fine fall day! 10年前と同じ深呼吸 嫌というほど身に染みた弱さもきっと 見上げた青さの彼方へ 歩んでいくため必要さ まだまだこの街で 頑張れる気がした On a fine fall day! 巡る季節に ひっかけ眺めてた 目くるめく 自分の姿 めげてるよりも情けない 涼しい顔はもうゴメンだ On a fine fall day! 雲ひとつない空の下 的外ればかりかもしれないけれど On a fine fall day! 10年前と同じ深呼吸 嫌というほど身に染みた弱さもきっと 見上げた青さの彼方へ 歩んでいくため必要さ まだまだこの街で 頑張れる気がした On a fine fall day!
11.
落ち着けない真夜中  この家に幼い頃などなく お袋さえ親戚に思えて 歩こう とにかく気が済むまで すれ違うライトに時折照らせれる 過ぎ去った記憶をめくりながら 辿り着いた波音が暗闇を覆ってる 浜辺に立ち「こんなはずじゃなかったのになぁ」 Oh My Hometown 何ひとつ教えてくれない Oh My Hometown 僕の居場所はどこ 二本目のタバコ捻り切った 「今は今でしかない」となにを見つめてる はじめからそのつもりだったはずさ 悩んでも答えを探し続けると 坂道を戻りあの日をもう一度 なあ この夢を信じてみたいんだ 頑張れよ それだけが故郷だった 帰るよ 明日また午前発羽田行きで Oh My Hometown 何ひとつ教えてくれない Oh My Hometown 僕の居場所はどこ

about

上京したばかりの頃。
電車の中ではくたびれてうつむいてる乗客ばかりだった。
「自分はこんなふうにならないように輝いてみせる!」
未来は輝いているはずだった。

10年の月日は、長いようであっという間。
本当はこんな暮らしを望んでいるわけじゃない。
現実はどんどん捻れていく。
早朝の静かな中央線沿い、ブーツの踵がコツコツ。
いつものように仕事へ向かっていた。。。

『FINE FALL DAY』という歌を作ってから、さらに10年以上が経っている。
あの頃イメージしていた「あの頃」から、すでに20年以上経っていることになる。
夢に敗れまくって生きてきた。
とても昔の友人に合わせる顔なんてない。

それでも確かなのは、「自分には今だに夢がある」ということ。
10代の頃と同じような深呼吸をすることがある。
心にはいつまでも忘れない思いがある。

この街できっと頑張れるさ。

優しい思い出・苦い思い出を時々思い出すこともある。
真っ青な秋晴れの空を見上げると、やっぱり自分を信じてみたくなる。

今回のアルバム「FINE FALL DAY」には、過去と今を受け入れながら、弱い者が強く生きていこうとする正直さが込められている。
 
When I was just in Tokyo.
All the passengers on the train were tired and depressed.
"I will shine so that I will not be like this!"
The future should have been shining.

The 10-year period seems to be long, and in a blink of an eye.
I don't really want to live like this.
The reality is twisting more and more.
Along the quiet Chuo Line in the early morning, the heels of the boots are steadily.
I was heading to work as usual. .. ..

It's been more than 10 years since I wrote the song "FINE FALL DAY".
It has already been more than 20 years since the "at that time" that I had imagined at that time.
I lost my dream and lived.
There is no face to match a very old friend.

Still, what is certain is that "I still have a dream."
You may take the same deep breath as you did when you were a teenager.
I have a feeling in my heart that I will never forget.

I'm sure I can do my best in this city.

Sometimes I remember gentle and bitter memories.
Looking up at the deep blue autumn sky, I still want to believe in myself.

This album "FINE FALL DAY" contains the honesty that the weak try to live strongly while accepting the past and the present.


Kazumichワークス オリジナル4thアルバム
「FINE FALL DAY」

1.OPEN
2.GOOD LUCK
3.LOSER
4.MORE
5.言ってもらえずに
6.DOWN VIEW
7.マイクロフォン
8.GOOD MORNING
9.CLOUDY SONG
10.FINE FALL DAY
11.HOMETOWN(弾き語りボーナストラック)

credits

released November 6, 2021

作詞・作曲・編曲 Kazumichi
音源制作・アートワーク Kazumichiワークス

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